2010年03月03日
耳鳴り

さまざまな椿が花開く季節。
耳鳴りに 安定剤と睡眠薬・・・という新聞記事
漢方での 耳鳴りに対する考え方は まず その方の体質に合わせることが大切。
耳鳴りの音は人さまざま 高い音 低い音 ザーザー キーン ゴーゴー
右の耳 左の耳 両方の耳 みな 同じではないのです。
瘀血、血流不全 更年期や貧血 など血液に関係した病状
夜間尿が出たり、水の飲みすぎ、減塩によるミネラル不足などで水毒を生じたもの
この原因を改善する方剤になります。
単に 安定剤や睡眠薬で押さえていても 原因をなくさない限りよくならないのです。
つかわれる漢方処方はさまざまです。
もうひとつ 食事を正すことが大切です。これだけで 軽くなる方も多いのです。
メニエールなどは胃腸の機能の弱りです。
五味調和では腎と脾を守ること
突発性難聴 これには病院では基本はステロイド 炎症をとるように処方されます。
急な炎症や熱症候が多いのです。
漢方ではやはり熱の偏りをとり 熱候を表すベースとなる身体の異変を改善するようにもっていきます。
急性疾患は早いほど早くよく治ります。
耳の腫瘍によっても耳鳴りは出ます。
免疫機能が落ち、血液の異変・・・瘀血・・のある人になります。
食養生でまず助け 瘀血処理のできる漢方を用います。
手術をする方もいますが、今ある腫瘍はなくなりますが、腫瘍ができるという体質は変わりません。
ガンも同じなのです。
再度出てこないようにするためには食養生が大切なのです。
その方に合わせた食養生指導しています。
TEL:054-334-7719