2009年05月11日
免疫系の話
今週のお花(生花) かきつばた
豚インフルエンザ~続き
ベールが剥がれる免疫システム
病原体の侵入から、免疫の成り立ち、排除までを説明すると
1.体外から病原体が侵入
2.粘膜などに感染
3.病原体はマクロファージ(樹状細胞)に取り込まれぶんかいされる
4.その分解物の一部(抗原)がMHCというたんぱく質にくっついてマクロファージの細胞膜上に掲示される
5.T細胞(Tリンパ球)がそのMHCと高原をみて結合
6.この出来事(刺激)でT細胞は増殖を開始
7.増殖したT細胞球一部は「記憶細胞」としてリンパ節に移り
8.他のT細胞(司令官になった)は、B細胞に抗体を産生して、細胞外に分泌
9.B細胞は抗体産生細胞に分化して、大量の抗体をして、細胞外に分泌
10.抗体は血液やリンパを介して全身を駆け巡り、感染細胞周囲までくると、抗体が病原体に結合してこれを破壊、また病原体が作り出した毒素は無毒化する
11.病原体は死滅、戦後処理(修復)がされて戦争前のすがたに戻るという流れになります。
免疫は非自己(これは抗原物質ともよばれます)を見つけ出し、これらを排除します。
では、この非自己とはどのようなものでしょうか
外から侵入してクリものとしては、呼吸器や消化器を通して侵入してくる異物や毒素、ウィルスや細菌、寄生虫などの微生物、カビなどが非自己です。
また、自己そのものの内部にあるものとしては、体の中の老朽化した細胞や体内に発生した変異細胞であるガン細胞などがあげられます
免疫系は非自己と察知すると、自己を守るためにこれらを的とみなし、
免疫系に所属する兵隊を使って、さまざまな免疫応答を起こし、排除しようと試みます。
免疫細胞の出身地はすべて同じで、骨の中にある骨髄という所です。
兵士たちは骨髄の中で産声をあげ、多くの同胞は骨髄の中で成長し、顆粒球とか単球と呼ばれる兵士になります。
単球はくびれた核を持つ細胞で、組織に移行するとマクロファージと呼ばれます。
マクロファージの捕食力は好中球の10倍以上あって、免疫攻撃部隊の陣営の中心になります。
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Posted by ひこばえ
at 13:56
│健康